初めてノリコにキスをしたのは半年前のことだった。
僕とノリコはあるネットゲームで知り合った友達である。オフ会で僕たちは出会って、それからノリコを含む近隣のプレイヤー同士でしょっちゅう飲みに行く仲間となった。僕にとって、ノリコは気楽に話せる異性の友達であり、それ以上でも以下でもなかった。実際にその時のノリコには、ゲームとは関係なく付き合っているカレシもいたのだ。残念ながら、僕には彼女はいなかったのだが。
その時はノリコとキスフレになるとは思っていなかった。もちろん、キスフレの作り方を意識したわけではない。転機があったのは、いつもの仲間といつもの飲み会の時だった。何と仲間内からカップルが誕生したのである。全然気づいていなかったので公表された時は驚いた。隠していたわけではないが、二人きりで会っていて愛を育んだのと言う。来月には籍を入れると言う二人を僕は素直に祝福した。その女の子の方が、ノリコに「次はノリコの番だね」と言っていたのがちょっと気にかかったくらいだ。
ノリコにキスをしたのはその夜のことだったのだ。明日早いからと早々に帰る奴や、飲み直しに行く連中もいて、最終的に僕とノリコは二人っきりで帰路に就いていた。その時、通りかかった深夜の公園で「キスしない?」とノリコに誘われたのだ。何を冗談言ってるんだ?と思ったのだが、ノリコの目は真剣だった。そして、僕は流されるままにノリコにキスをしたのである。唇と唇、頬と頬を重ね合わせて僕なノリコが泣いていることに気づいた。
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後から知った話になるが、その時、ノリコは彼氏と別れていたのである。飲み会では気丈に振舞っていたが、彼氏との交際が続いていると思っていた女の子の励ましの言葉にノリコの心が折れてしまったらしい。
今もノリコとの交際は続いている。ただし、キスフレだ。仲のいい友達関係が発展するのは、一般的なキスフレの作り方だろう。ただし、僕たちは恋人まではなり切れていない。表現は悪いが、僕がカノジョを、ノリコが新しいカレシを見つけるまでのつなぎだ。それがわかっているから、僕たちはキスフレ止まりなのだ。
ちなみにノリコに「キスできたら誰とでもよかったの?」と意地悪なことを聞いてみたことがある。するとノリコは「ううん、〇〇くんだからよかったんだよ」と言ってくれた。その言葉に、僕はちょっとだけキスフレから踏み出そうなかなと考えている。
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